有馬温泉で日帰り旅行 〜ありまやまゐなのささ原風ふけば〜【ゆり】
だいぶお久しぶりです・・・^^
転職後、仕事もなんとなく慣れてきて、転職してどうだったかシリーズの記事も書きたいなぁとは思いつつ。今回は先週いった有馬温泉の日帰り旅行紹介なんかしますね。笑
日帰り温泉旅行、意外にも満足度が高くておすすめです。特に今回は紅葉シーズンというのも良い。
有馬温泉ってけっこうお高いし、関西住みとしては近いから逆になかなか行かないけれど、そういう人にはもってこいですね。
古泉閣というなかなかよさそうな宿です。温泉+昼食で4000円くらいのプラン。
12時に宿について、先にお風呂。
お風呂は時間によっては選べないけど、展望風呂と岩風呂を選べました。なんでも岩風呂は源泉掛け流しとか。そっちにも惹かれたけど、今回は展望風呂で。
お風呂へ移動する間も、紅葉がきれい。
展望風呂は透明なお湯の内湯(たぶん温泉ではない?)と、半露天風呂のようになっている、金泉(有馬温泉といったらこれ、の褐色のお湯)の2種類。お客さんはちらほらはいたけど、そんなに混んでもなく快適でした。
ゆっくりお風呂に入って、13時半からは昼食へ。昼食は古泉閣の広大な敷地内にある、レストラン・ラ・フォンテーヌというところで。
どうやら敷地内にコテージもあるようで、その一帯にあるロッジのレストランでした。有馬温泉にコテージなんてあったんだね、、、有馬で夏のBBQとか楽しそう。
メインは4種類から選べて、かつごはんorパンも選べる。パンは自家製、ごはん・パンはおかわりOKでしたよ。
デザートとコーヒーまでゆっくり堪能。なんだか遠出してきたような気分になれます。結局15時くらいまでいたかな。
そのあと有馬温泉周辺を散策しつつ、紅葉目当てに瑞宝寺公園まで足を伸ばしました。けっこう坂がきついです。なんとか頑張って到着w
瑞宝寺公園、初めてきたけど、けっこう紅葉の名所として知られているようですね。
と、看板に、百人一首の文字発見。
どうやら有馬にゆかりのある一首があるようですよ。
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ありま山 いなの篠原風吹けば
いでそよ人をわすれやはする
(大弐三位)
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◆現代語訳
有馬山から、猪名の笹原に風が吹きおろすので、笹の葉がそよそよと鳴る、そうですよ。お忘れになったのはあなたの方、私はどうして忘れましょうか。
◆背景など
しばらく来なかった男から、「心変わりしていないか心配です」という手紙を受け取り、「あんたが来ないくせに何言ってるのよ」と応答した歌だそうです。
猪名は今の尼崎、伊丹あたりの一帯で、昔はこのあたりに笹が茂っていたらしい。その笹が風がふいて「そよそよ」いうのと、「そうよ、忘れたのはあなたよ」の「そうよ」をかけた歌だとか。
有馬から見える猪名、この先の市街地が、一帯笹畠だったのでしょうか。
あの男いったいなんなのよ、的なぐちも、嫌味混じりの歌で表現していたんですね。笑
俳句や短歌は現代のTwitterて言われる意味もわかりますねぇ・・・w
では今回はこのへんで。