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【しほ】映画「聲の形」を観て

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先日、友人と一緒にアニメ映画「聲の形」を観てきました。

同じアニメ映画の「君の名は。」が爆発的な大ヒットを記録していますが、

この聲の形も、公開25日で125万人を動員するほどの人気です。

友人と一緒に行ったのに、席が空いておらず別々で見るほどでした。

 

考えさせられる内容がギッシリ詰まっていて、

観終わってすぐは色んな感情が入れ混ざり、しばらく友人と感想を伝えたくてもどの言葉から話せば良いのか分からない気持ちになっていました。

簡単な言葉を、簡単に口にしてはいけないような、間がありました。

 

人間関係を通して自分の弱さと向き合い、もがく様を描いた内容。

耳の聞こえない女の子がある小学校に転校をしてきて、主人公の男の子とその周りの子がいじめてしまいます。そのいじめが問題になり、今度は男の子がいじめの対象に。

高校に入ってもトラウマで友達ができずにいる中、自分がいじめていた女の子とある病院で再会します。そこで2人の距離は縮まっていくのですが、いじめていた過去の出来事が再び男の子を襲います。それでも2人はその過去を、周りの色んな人を巻き込みながら必死に乗り越えようとする。。。そんなお話です。

(簡単に書きましたが実際はもっと重くて深いお話です。)

 

いじめていた自分、いじめられていた自分。そのどちらもが男の子を襲います。そのたびに弱さをさらけ出します。周りの人間も皆、弱い部分をぶつけ合い、互いに咎めあうシーンもありました。

映画では「いじめ」を核として物語が展開されていきますが、「いじめ」以外のことでも、自分自身に置き換えて観てしまいます。私はこの映画を観ながら自分が自分に対してふたをして隠そうとしていた「弱さ」に真正面から向き合わなければならなくなりました。それは、登場人物が全員、弱い部分を持っていたからだと思います。

物語中には「死」についても描かれています。自分の人生から逃れるために「死」を覚悟して、でもそれができずに「生」きて、もがき、苦しみ、少しの光を見つけていきます。

 

皆、自分の弱さをちゃんと受け入れて、認めて、変わろうとしていました。そんな風に考えながら観ていたので、ずっと正解のない答えを解いているかのような気持ちでした。混沌としていて、いつパズルが完成するのか分からない。

 

本当に考えさせられる映画なので、終わってからもずっと考えてしまうほどでした。色んな感情があって、整理するのにかなりの時間を要しました。自分自身と向き合うのにとっておきの映画だと思いますし、自分以外の社会に対しても、考えることはたくさんありました。

 

感想は十人十色だと思うので、どなたかと共有し合えたら嬉しいです。

以上、だいぶ無沙汰なブログでした。