【しほ】自己紹介①

はじめまして。しほです。

先日まで半年間、編集ライター養成講座に通っていて、

そこでゆりさんと知り合い、ブログ開設に至りました。

 

講座が終わってしまったのですが、

今の仕事を続け、

いずれライターとして働くことを目標としているので

練習も兼ねて、このブログを書いていこうと思います!

 

さて自己紹介についてですが、

いわゆる普通の(生年月日、血液型など)ものではなく、

講座で山田ズーニー先生から習ったように

自分自身の奥底から湧き出るもの、

今の自分を形成しているものを中心に

お話できたらと思います。

 

今回はライターを目指した最初のキッカケになる部分のお話です。

 

 

私は昔から文章を書くことが好きでした。

文章というよりも、詩や短歌が好きでした。

それは小学校時代に金子みすゞさんの

「わたしと小鳥と鈴と」を教科書で読んだ時に遡ります。

内容にももちろん惹かれましたが

言葉のリズムが心地よくて、何度も何度も読み返しました。

 

それから谷川俊太郎さんの「春に」という詩にも出会い

詩の魅力にどんどん引き込まれました。

 

小学校5年生のころに学年で百人一首大会があり

それに向けて練習をしていたのですが

言葉のリズムに囲まれて、それが百首もあって

私にとっては最高の空間でした。

だから誰にも負けたくありませんでした。

大会では1人で51枚を獲得し、優勝してしまうほど好きでした。(笑)

ちなみに私が好きな首は、持統天皇の詩です。

 

「春すぎて 夏来にけらし 白妙の

          衣ほすてふ 天の香具山」

 

内容よりも、限られた文字数の中で使われる言葉のチョイス。

自分の言いたいことすべてを文字にすることができない中で

自分の思いを最大限に伝えるために選ばれた言葉たち、

頭を抱えて、やっとの思いで絞りだした言葉たちが

とても美しいと思いました。

 

百人一首を勉強する中で気付いたのは

どんなことを伝えたかったのかを知ること

どんな解釈ができるのかを考えること

そして書いた人の渾身の思いを紐解くことができる、

そんなところにも魅力を感じ始めました。

 

このブログを書くにあたり

なぜ自分がライターを志したのか考えている中で

やっと気がつきました。

 

私の原点は、短歌や詩にありました。